徳島県文化の森総合公園

施設紹介

文化の森の中心となる5つの施設は、それぞれが独立した機能を果たすだけでなく、21世紀館を中心に有機的なつながりをもち、自然、歴史、民俗、芸術などさまざまな分野に関わる、総合的な文化の中心になることを目指しています。

施設概要
敷地 40.6ha
■徳島県立博物館・近代美術館・21世紀館・鳥居龍蔵記念博物館
延床面積
22.382m2
建築面積
8.363m2
構造規模
鉄骨鉄筋コンクリート造
地上4階塔屋1階
地下1階
■徳島県立図書館
延床面積
8.989m2
建築面積
4.354m2
構造規模
鉄骨鉄筋コンクリート造
地上3階塔屋2階
■徳島県立文書館
延床面積
1.780m2
建築面積
619m2
構造規模
鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階

徳島県立21世紀館

文化の森の中心となる施設です。
インターネットを利用した総合的な文化・学習情報システムを備え、文化の森にある本や美術品、博物館資料及び文化の森イベント情報などを提供しています。
また、高度な舞台機能を備えたイベントホールや2,000人収容の野外劇場、100インチのスクリーンをもつミニシアターなどを、県民の文化活動の場として提供するとともに、博物館や美術館と連携したイベントや、新しいジャンルの芸術・文化の紹介などの企画事業を行います。情報文化実習室では、ボランティア講師の協力を得てパソコン利用に関する講座を開催しています。

徳島県立近代美術館

豊かな人間性を育む鑑賞の場、創造の場、学習の場として、県民が自由に参加できる施設です。
現代美術の動向を国際的視野に立って把握できるよう、国内外の優れた絵画、彫刻、版画などを中心に収集しています。また、現代美術の背景となった近代の作品や、近代以降に活躍した徳島ゆかりの作家の作品も収集しています。
これらの作品を所蔵作品展で、定期的に展示替えをしながら展示するほかに、特別展も開催し、美術に親しんでいただけるよう努めています。また、調査研究活動の成果は、展覧会だけでなく、講座や講演会、展示解説などの普及事業においても活かされています。

徳島県立博物館

自然(動物、植物、地学)と人文(考古、歴史、民族、美術工芸)の7分野をあわせもつ総合博物館です。
常設展示は、「徳島の自然と歴史」をテーマに、徳島の歴史と文化、自然の姿について理解できる総合展示、分野ごとに掘り下げた部門展示で構成しています。また、アルゼンチンのラプラタ大学から寄贈された南アメリカの古生物資料をラプラタ記念ホールに展示しています。
年間数回、様々なテーマについての企画展・特別陳列を開催するほか、土器作りや野外での自然観察、標本作りなど、だれもが気軽に参加できる催し物も行っています。

徳島県立図書館

県内全域の県民が必要とする情報・知識を提供するための資料を収集・保存し、調査相談(レファレンス)、貸出などのサービスを行っています。
蔵書数約150万冊(雑誌を含む)。4,000平方メートルの閲覧スペースには、一般資料、子どもの本、ブラウジング、新聞雑誌、参考資料、郷土資料、特別集書(橋と川)の各コーナーがあり、36万冊が開架されています。
また、県内図書館の中核として市町村立図書館ほかと協力し県内図書館ネットワークを構築しています。

徳島県立文書館

刻々と散逸の進むおそれのある民間の古文書や徳島県の行政機関がこれまでに作成した公文書・行政資料などを収集・整理し、保存しています。これらは個人情報の保護に留意しながら一般に広く公開し、活用していただくための資料です。現在は文書資料だけでなく、古写真や絵図、フィルムなどを含め20万点あまりの所蔵資料があります。徳島県の行政や歴史に関する疑問の解決や研究のお手伝いをいたします。
郷土徳島への理解を深め、所蔵資料の紹介と活用を図るためにこれらを利用した企画展示を行っています。古文書解読や徳島の歴史や文化を知るための講座なども行っています。

徳島県立鳥居龍蔵記念博物館

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人類学・考古学・民族学研究の先駆者である鳥居龍蔵の生涯と業績を顕彰する博物館です。
「鳥居龍蔵が見たアジア」(第1展示室)、「鳥居龍蔵の生涯」(第2展示室)、「鳥居龍蔵に学ぶ」(第3展示室)の3つの展示室で構成されています。
龍蔵が調査した東アジア各地の調査ルートをLEDのライトで示す床地図、遼王朝の陵墓の復元模型とともに、収集した資料や写真を通して龍蔵の足跡が学べる展示内容です。土器パズルや民族衣装を着て楽しめる体験学習のキット、映像資料が閲覧できるパソコンもそろえています。

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